「仕事を辞めたい」「人間関係が辛い」悩む人へ届けたい3つの考え方

2018年12月05日 11:44:00労働問題

この記事は以下の人に向けて書いています。

  • 入社した会社の人間関係がうまくいっていない人

  • 会社を転職すべきかどうか悩んでいる人

  • 仕事のつらさを解決したいが方法のわからない人

はじめに

働く人の多くが悩む、人間関係。

厚生労働省の調査によると、働く人のおよそ3割が、職場の人間関係で強いストレスを感じていると回答しています。

「人間関係がつらい……今の職場から逃げ出したい…」

そんな考えを抱きつつも、もしかしたらこれが普通なのかもしれない、あるいは仕事のできない自分が悪いせいなのかもしれない、などと悩んでいる人も多いのではないでしょうか。

この記事ではそんな人に向け、仕事をすぐに辞めたほうがよいケースや、辞めるかどうかを検討する際のポイントなどについてまとめました。

退職をする際の準備などについても解説していますので、是非、参考にしてください。


1.こんなときはすぐ辞めよう!働き続けると危険な3つのケース



まずは、必ず退職した方がよいケースを紹介します。

①いじめ
②パワハラ
③セクハラ

以上3つのいずれかに当てはまっていた場合は、すぐにその職場を脱出しましょう。

社内では「社会人なら普通のこと」と言われているかもしれませんが、どれもあなたの心身に重大なダメージを与える悪質な行為です。自分の身を守るためにも、避難を第一に考えてください。
以下、それぞれのケースについて具体的に解説していきます。

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①いじめを受けている

無視や仲間外れ、陰口、仕事の押し付けなどがあたります。

これらのいじめは、加害者側が「仕事のできない相手が悪い」といじめ行為を正当化していることも多く、特に新卒など経験の浅い社員の場合、それを信じ込んで耐えてしまいがちです。

職場は学校と違って休みをとりづらいためいじめを逃れることも難しく、毎日出勤しているうちに心身に支障をきたしてしまうことも。

どんな理由であれ、悪意を持って心身を傷つける行為に付き合う必要はありません。

すぐに職場から離れましょう。

より詳しい手口と対処法は、下記の記事も参考にしてください。



②上司からパワハラを受けている

パワハラと聞くと、暴力を振るわれるイメージがあるかもしれませんが、実際には、席をひとりだけ別の場所に設置する、言葉で精神的に追い詰める、明らかにできない仕事を割り振る、などの行為もパワハラです。

執拗にパワハラを受けている場合、止めさせない会社や職場環境にも問題があります。

身体に何かしらの不調が出る、精神的に追い詰められる、といった深刻な被害が出る前に、職場を離れましょう。

パワハラについてはこちらの記事で詳しく解説しています。



③セクハラを受けている

異性から肩を撫でられる、卑猥なメールが来る、性的な行為を強要される、といったセクハラ行為も、耐えるのは危険です。

特に上下関係などを利用し、断りづらい状況で行われている場合はなおさら。

断り切れないことを「相手もセクハラを望んでいる」と勘違いした加害者が、どんどん行為をエスカレートさせてゆくからです。

自分の身を守るためにも、職場を離れましょう。

より詳しい対処法は下記を参考にしてください。



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2.それでも迷ったときはここをチェック!検討ポイント4つ



これまで紹介してきたケースであっても踏ん切りがつかなかったり、それ以外の理由で辞めたいと思っている場合もあるでしょう。

本当に退職していいのか、それとも留まるべきなのか。検討する際に役立つ4つの観点をご紹介します。

①入社して日が浅すぎないか

その悩みは、単純にまだ会社に慣れていないせいではありませんか?

こうした場合は、少し様子を見てみてもよいでしょう。時間がたち、あなたが仕事をこなすにつれて、周囲と打ち解けられるかもしれません。

とはいえ、入社直後に毎日暴言を吐かれる、殴られるといった常識外の行為をされた場合は話が別です。

そのような環境に慣れる必要はまったくないので、すぐに辞めましょう。

②社内の誰かに相談してみたか

人間関係の悩みを、誰かに相談してみましたか?

一人で溜め込んでいた悩みも、誰かに相談してみると気が楽になるもの。他人の意見を聞くことで、新たな考え方や解決策が見つかる場合もあります。

また、パワハラ・セクハラなどの悪質な被害の場合は、会社が相談窓口を用意していることもあります。これらの関係部署に相談することで、配置転換や加害者の処分といった対応をとってくれるかもしれません。

思い切って相談し、それでも解決が難しいようであれば、あらためて退職を検討してみましょう。

③待遇面がよいかどうか

給与・福利厚生などは他社と比べてよいでしょうか?

待遇が悪くないのであれば、「しょせん、仕事だから」と割り切ってしまうのもひとつの考え方です。

ただ、この考え方はあまりにひどい扱いを受けていないことが大前提。ストレスで心身を壊せば仕事を続けるのも困難となり、結果として待遇以上に大きな損失を受けることもあるからです。

優先すべきは自分の健康。心身に異常が出るほどの悪質な行為をされている場合は、退職を検討するようにしてください。

たとえ割り切ったとしても、職場に問題があることには変わりありません。待遇が同等、もしくは上回る会社に転職できるよう、常にアンテナを張っておくのもよいでしょう。

④自分の行動を変えられないか

これは、あなた自身が悪いということではありません。

職場ごとの性質、あるいは立場や役職などの違いにより、人のものの見方は変わってきます。価値観のすれ違いが人間関係にヒビをいれてしまう……というのはよくあること。

そんなとき、相手の考えに歩み寄り、できる範囲で合わせることで、物事が改善するという場合もあるのです。

一方で、合わないと思った相手に無理やり合わせていくのもストレスがたまるものです。あまりに悪質な要求に従う必要も当然ながらありません。あくまで、自分を犠牲にしすぎない範囲で検討をしてみてください。


3.事前に知っておきたい、退職までに必要な3つの準備



事前に必要な準備について知ることも、退職を考える参考となります。いざ退職を決断したときにスムーズに動けるようにもなりますので、事前に覚えておきましょう。

①退職後も一定期間生活できるお金を用意する

退職後の就職先が決まっていない場合、ハローワークに申請して失業手当を受け取ることができますが、自己都合退職の場合は申請から受け取りまで3ヶ月ほどかかってしまいます。

転職先がすでに決まっている場合でも、入社や締め日の関係で、実際に給与を受け取れるのは2ヶ月後……ということも起こりがち。

最低でも2~3か月は生活できるお金を貯金してから退職するようにしましょう。

給与が低いなどの理由で辞めづらい……という方は、退職者が利用できるさまざまな補助制度についても知っておくと便利です。

先ほど紹介した失業手当のほかに、

  • 住居確保給付金(仕事が決まるまでの家賃補助)
  • 生活支援金(生活費の一時立て替え)
  • 一時生活再建日(公共料金などの支払いの一時立て替え)
  • 住宅入居費(引っ越しの際の敷金・礼金の立て替え)

といった制度があり、必要なお金を給付、もしくは貸し付けてもらうことができます。上手に利用するようにしましょう

それぞれの詳しい申請方法は下記の記事で解説していますので、参考にしてください。



②転職先を見つける

転職サイトやハローワークへ登録し、転職活動を行いましょう。

できれば、退職するまえに内定をもらっていればベスト。退職するまでに内定が出ていなくても、入社できそうだと見込める会社にはあらかじめアプローチしておきましょう。

就職に関する不安を相談したいときは、おしごとアドバイザーを活用してみてください。利用料金は無料で、就職・転職に関する相談を何でも受け付けています。

電話番号 0120-987-754
受付時間 平日:17~22時 土日・祝日:10~22時
メール相談も可能

③退社の手続きを知っておく

退職をする場合にも、一定の手続きが必要になります。

法律上、退職の意思を伝えてから最短で2週間で退職できることになっていますが、業務の引継ぎなどを考え、事前に1ヶ月前後の余裕をみておいたほうがよいでしょう。

退職を決意したら、まずは退職届を上司に提出することになります。その後、上司と話し合いや業務の引継ぎなどを経て退職する形となります。

退職理由については、「キャリアアップしたい」「家庭の都合で」など、現在の職場とは関係ない事情での退職だと伝えるのがベターです。

ただし、いじめ・パワハラ・セクハラなどの事実があった場合は話が別。

こうした事実があったことを伝えることで、退職の理由を「自己都合」ではなく「会社都合」にしてもらうことができるからです。先ほどお伝えした失業手当を早くもらえるといったメリットがあるため、きちんと事実を伝えるようにしましょう。

退職方法について詳しく知りたい方は、下記の記事をご参照ください。



番外:退職後の損害賠償請求を考えている場合に必要なもの

パワハラ、セクハラなどが原因となって会社を辞めた場合は、退職後に損害賠償請求訴訟を起こすという選択肢もあります。

もし訴訟を考えている場合は、なるべく退職前から証拠をそろえておくことで、被害が認められやすくなります。

それぞれの被害のケース別に用意しておきたい証拠を簡単に紹介します。

  • パワハラ

    録音データ
    被害がわかる写真
    継続的にパワハラされていたとわかるもの
    病院の診断書
    不当な降格や減給だったとわかるもの
    時系列表

  • セクハラ

    セクハラを明確に拒否したことがわかる音声
    セクハラ被害の証拠(音声、写真、メールなど)
    同僚などの証言
    病院の診断書

  • 未払い残業代

    雇用条件通知書
    雇用契約書
    就業規則
    タイムカード
    業務記録を書いた日報
    業務メールの送受信履歴(PCのデータ・プリントアウトしたメール)
    仕事の指示書


それぞれの訴訟方法については下記で解説しています。





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4.まとめ

  • 人間関係の問題が、①いじめ②パワハラ③セクハラのいずれかに該当する場合は退職した方がよい

  • それ以外の理由で悩んでいる場合は、①会社に慣れていないだかかどうか②会社に相談窓口がないかどうか③待遇がよいかどうかなどのポイントをもとに検討しよう

  • そのほか、お金の問題など、退職に必要なことをあらかじめ知っておくことも大切

おわりに

退職は大きな決断となるため、どうしても慎重になってしまいがち。しかし、あまりにも辛い職場で心身を壊してしまうと、その後の人生に深刻な影響が出てしまいます。あくまで自分の身を守ることを考えて検討してみてください。

また社内の問題を解決する方法として、労働基準監督署への通報や、専門家が間に立ってトラブル解決をはかるあっせんという制度を利用するという方法もあります。

気になる人は下記の記事を参考にしてみてください。




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