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「オンラインサロン」ってなに?3つのタイプとメリット・デメリット
投稿日時 2019年04月03日 17時18分
更新日時 2019年04月03日 17時18分

この記事は以下の人に向けて書いています。

  • 「オンラインサロン」がなんなのか、詳しく知りたい人

  • オンラインサロンに興味はあるが利用に不安を覚えている人

  • オンラインサロン上でトラブルになった時の対処法を知りたい人

はじめに

「オンラインサロン」とは、ウェブサービスやSNSなどを使った会員制コミュニティのことです。2012年ごろに登場してから多くの実業家やタレントがサロンを開設。その利用者はここ数年で急速に増えています。

その一方で、こうしたオンラインサロンには「うさんくさい」「あやしい」といったイメージを抱いている人も多いでしょう。実際に、事前に説明されていた内容と実態がまったく違っていた主催者とのやりとりで不快な思いをした……といった利用者の声もあるようです。

そこでこの記事では、オンラインサロンの仕組みや、メリット・デメリットなどを紹介。

「利用を考えているけど、本当に大丈夫なのかな……?」

そんな人は、参考にしてみてください。

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1.結局オンラインサロンでなにができるの?仕組みと他サービスとの違い



そもそも、オンラインサロンとはどんなサービスなのでしょうか? まずはその概要についてまとめてゆきましょう。

①オンラインサロンの仕組みと特徴

オンラインサロンは、月額会員制のオンラインコミュニティのこと。

参加者以外にしか見ることのできないチャットグループのようなもの……と考えるとわかりやすいかもしれません。

実際、オンラインサロンの活動の場として、Facebookの非公開グループといったSNSが用意されることもあります。

サロン内では、主催者が投稿する限定コンテンツを閲覧できるほか、参加者どうしで感想や意見交換を行ったり、サロンによっては会員限定の「オフ会(参加者が実際に会うこと)」を開催する場合もあります。

②どんなことができるの?

オンラインサロンで提供されるサービスの内容は主に、

「主催者の投稿」と「会員どうしの交流」の2つ。

この2つにどんな価値を設定するかによって、オンラインサロンはさまざまなタイプに分かれます。

ひとつめは「ノウハウを提供する」タイプ。

投資、ビジネス、料理、ヨガなどの健康法……といった、実際に役立つ知識を定期的にコンテンツとして提供していくパターンがこれにあたります。

メルマガなどにも似ていますが、動画の投稿があったり、主催者がオンライン上でフィードバックをしてくれるといった違いがあります。

いわゆる有名人でなくても、何かを極めた人が独自にコンテンツを発信していることが多い分野と言えるでしょう。

ふたつめは「ファンの交流所」タイプ。 芸能人などがファンクラブ的に開設するようなパターンで、ほかでは見れない芸能人の限定コンテンツやファン同士の交流といったものが提供されます。

主催する芸能人本人がメッセージを投稿することで、「距離の近さ」が感じられる点が主な魅力。会費を払った人どうしで集まるため、オープンなSNSと違っていわゆる「荒らし」が出づらいところもメリットとなっているようです。

最後は「人脈づくり」タイプ。 参加者同士の交流や情報交換を軸にしており、サロン内で立ち上がったプロジェクトを会員同士で実行するようなケースもあります。

ここでの関わりが他の仕事につながるといったチャンスがメリットとなっており、主にビジネスマン向けのサロンと言えるでしょう。

もちろん、すべてのサロンがこの3週類にきっちり分類されるわけではありません。たとえば有名な起業家や投資家が主催するサロンは①と②を兼ねている場合もあるでしょう。

③他のサービスとの違いはなに?

メルマガやブログと違い、オンラインサロンは多方向型のコミュニティである点が特徴。

参加者と主催者、参加者と参加者でリアルタイムにやりとりができるため、教材だけを提供されるよりもきめ細かいケアをしてもらえたり、ファン同士の連帯感が強くなったりするといった魅力があります。

実際にイベントに参加するよりは簡単で、メルマガなどを登録するよりは充実している…という、両者の中間のような位置づけにあるサービスと言えるでしょう。

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2.利用すべき?しないべき?オンラインサロンのメリット・デメリット



①仕事や人脈につながることも?オンラインサロンのメリット

  • 参加者同士の交流

    同じ目的のもと集まる仲間ができるため、切磋琢磨できる状況に身を置けるのは、オンラインサロンのメリットであると言えるでしょう。その場限りになることが多いセミナーとは違い、サロンに所属する限り常に意見交換ができることも魅力です。

  • 質の高いコンテンツ

    一般には有料で公開されているコンテンツが無料で読めたり、セミナーへの参加費が無料だったりするサロンも。参加者同士でノウハウや成功談が共有されることも多く、専門性が高く良質なコンテンツが集まりやすいのがオンラインサロンです。

    また、オーナーやオーナーが提供するコンテンツに価値を感じている人だけが集まるクローズドな場であるだけに、不特定多数に向けては語られにくい本音を聞くことができるのも特徴。

②「会員制」だからこその弊害…オンラインサロンのデメリット

クローズドなコミュニティであるため、外からは実態を掴みにくいオンラインサロン。入会してから「思っていたのと違った」というトラブルもでています。

  • 期待していただけの活動がない

    頻繁にコンテンツが提供されるような説明があったのに、実際には何ヶ月も投稿されなかったり、新規入会者へのフォローがなく傍観者にならざるをえなかったりと、安くはない月額料金を払ったにも関わらず、十分なサービスを受けられていないと感じるケースです。

  • セクハラなどが顕在化しにくい

    女性会員に対して、男性会員からしつこくデートの誘いがあるなどのトラブルも一部のサロンでは起きています。クローズドな場であるため、被害者には受け入れるか泣き寝入りするかの選択肢しか与えられず、顕在化しにくいという問題があります。

  • タダ働きをさせられる

    サロンの運営の一部を参加者に任せているサロンもあります。そのようなサロンでは、会費を払って参加しているにもかかわらず、オーナーから指示を受けて働くような状況になることも。

    オーナーが強いカリスマ性を持っている場合に多く、サロン内でそれが「常識」になっているとおかしいと言い出せないケースも多いようです。

③利用すべき?しないべき?利用する際に気を付けたいこと

オンラインサロンの中には、素晴らしいコミュニティがあることも確かですが、中には情報リテラシーが高くない層を狙って洗脳に近いことをするサロンがあることも事実です。

オンラインサロンの難しいところは、クローズドであることが前提なために、入会前にサロンの実態を掴みにくいこと。良心的なサロンでは、体験入会期間を設けていることが多いので、体験入会は積極的に利用したいものです。また、すでに入会している友人がいる場合は、入会前に話を聞くなど、事前のリサーチは入念に行いましょう。

入会後に、サロン内で投資を勧められたり、タダ働きあるいは極端に安い単価での労働を提示された時は、サロン外の人に相談するのも手です。クローズドな場にいると、どうしてもそれが当たり前のような感覚になってしまうため、少しでも違和感を覚えた時は外の人の意見を聞くのがベター。

そして、怪しいと思ったら、退会という決断をすることが重要です。「せっかくお金を払って参加しているのだから」とずるずると居つづけてしまうのが最もよくないパターンです。長くいればいるほど、おかしいものをおかしいと思える判断力が鈍ってしまうので気をつけましょう。

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3.悪質なオンラインサロンのトラブルにあったら?対処法と相談窓口



いい面もある一方で、トラブルも比較的簡単に起こり得るオンラインサロン。何かあった際は、1人で悩まずに周りの人に相談するようにしましょう。

所属しているサロンのオーナーがカリスマ的な存在である場合、公にすることでつまはじきにされたりネット上で炎上したりするのが怖くて言い出せないということも。そんな時は、プラットフォーム管理者や、公共の相談窓口など、中立性の高いところを選んで相談するといいでしょう。

①もしもの時の相談先

  • オンラインサロンのプラットフォーム管理者

    コミュニティ内で迷惑行為やトラブルがあった際、オーナに言っても解決しないようであれば、まずはオンラインサロンプラットフォームの管理者に相談しましょう。

    多くのプラットフォームは、利用者相談窓口を置いています。
    DMMオンラインサロン ヘルプページ

  • 消費者ホットライン

    金銭的なトラブルや、セクハラなどの被害を受けた場合は、消費者ホットラインに相談することをおすすめします。

    消費者ホットラインは、どこに相談していいかわからない人のための相談窓口。全国共通の電話番号で、各地方公共団体が設置している身近な消費生活相談窓口を案内してもらえます。

    電話番号:#188(いやや)
    受付時間:平日の9:00~17:00
    ※相談窓口によって時間が異なります。
    ※土日祝で都道府県等の消費生活センター等が開所していない場合、国民生活センターに電話がつながります。

②相談前に用意しておきたいこと

相談前に、どのようなことがあったのかを客観的に示せる証拠を集めておきましょう。特に訴訟を起こす場合は、形のある証拠が必要になります。

まずは、何があったのかという経緯をメモにまとめます。その上で、オンライン上でのやり取りの場合はスクリーンショット、リアルで何かあった場合は発言の録音などがあると良いでしょう。

4.まとめ

  • オンラインサロンとは、月額会員制のクローズドなコミュニティ

  • 同じ志を持った人が集まって切磋琢磨できる反面、クローズドだからこそトラブルも起こり得る

  • トラブルに巻き込まれたら、経緯を記録に残すとともに、迷わず周囲に相談しよう

おわりに

最近話題のオンラインサロン。何かすごいもののようにも感じますが、メリットとももにデメリットがあることをしっかりと認識しておきましょう。

何かをしなければならないという焦燥感につけ込んでくるサロンもありますので、お試し入会があるサロンを選ぶ、すでに入会している友人に話を聞くなど、入会前のリサーチも忘れないようにしましょう。

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